はじめに
「相続した空き家を売却したいけれど、鍵が1本しかない……」
「昔の家なので、鍵を何本持っていたのか分からない」
「鍵が1本しかないと、不動産売却に問題がある?」
相続した実家や長期間使用していない空き家を売却するとき、このような疑問を持つ方も少なくありません。
特に、親から相続した空き家の場合、鍵の保管場所が分からなかったり、家族の誰かが持っていた鍵が見つからなかったりすることがあります。
千葉県でも、千葉市・船橋市・市川市・松戸市・柏市・流山市・習志野市・八千代市などの都市部だけでなく、四街道市・佐倉市・大網白里市・東金市・茂原市などでも、相続した空き家の売却相談が増えています。
そこで今回は、「空き家の鍵が1本しかない場合でも売却できるのか?」という疑問について、不動産売却の観点から詳しく解説します。
結論!鍵が1本しかなくても空き家は売却できる
まず結論から言うと、空き家の鍵が1本しかないことだけを理由に、売却できなくなることは基本的にありません。
不動産売却で重要なのは、土地や建物の権利関係、境界、建物の状態、契約条件などです。
そのため、
「鍵が1本しかないから売れない」
というわけではありません。
ただし、鍵の本数が少ない場合には、売却活動や引き渡しの際に確認しておきたいポイントがあります。
なぜ鍵の本数が問題になることがある?
不動産売却では、最終的に買主へ物件を引き渡します。
その際、玄関の鍵など、建物を使用するために必要な鍵を買主へ渡すことになります。
例えば、
- 玄関の鍵
- 勝手口の鍵
- 倉庫の鍵
- 門扉の鍵
- シャッターの鍵
- 駐車場のチェーンなどの鍵
などがある場合、それぞれの鍵を確認しておく必要があります。
玄関の鍵が1本しかないこと自体は珍しいことではありません。
しかし、売主が「これがすべての鍵です」と思っていても、実際には別の鍵が存在するケースもあります。
相続した空き家は「鍵がどこにあるか分からない」ことも
相続した空き家では、鍵に関する問題が特に起こりやすくなります。
例えば、
「親がどこに鍵を置いていたか分からない」
「兄弟の誰かが鍵を持っているかもしれない」
「昔の鍵が何本あったのか分からない」
「物置や倉庫の鍵が見つからない」
といったケースです。
長年空き家になっている住宅では、鍵の管理状況が不明確になっていることもあります。
このような場合でも売却自体は可能ですが、まず現在手元にある鍵を確認しておくと安心です。
不動産会社に査定を依頼するなら鍵は1本でも大丈夫?
もちろん問題ありません。
不動産会社へ査定を依頼する際、鍵が1本しかなくても査定を受けることはできます。
むしろ、空き家の売却を考えているのであれば、鍵の本数を気にして売却相談を先延ばしにする必要はありません。
不動産会社が室内を確認する場合は、手元にある鍵を使用して内覧や査定を行います。
鍵がない場所については、必要に応じて別途確認すればよいでしょう。
鍵が1本しかない場合は複製した方がいい?
これは状況によって判断します。
売却活動中に不動産会社が物件を案内する場合、鍵を預ける必要があることがあります。
鍵が1本しかない場合、売主自身が使用するための鍵がなくなってしまう可能性があります。
そのため、必要であればスペアキーを作成しておく方法もあります。
ただし、すぐに売却する予定で、不動産会社へ鍵を預ける必要もないのであれば、必ずしも複製しなければならないわけではありません。
物件の状況に応じて判断しましょう。
古い鍵は交換した方がいい?
空き家の場合、「防犯のために鍵を交換した方がいいのでは?」と考える方もいるでしょう。
確かに、長期間空き家になっている住宅では、防犯面を考えて鍵を交換することも選択肢の一つです。
特に、
- 鍵を誰が持っているか分からない
- 過去に多くの人が出入りしていた
- 鍵を紛失した可能性がある
- 元の所有者が複数の人に鍵を渡していた
という場合は注意が必要です。
ただし、売却予定の空き家に高額な鍵交換費用をかける必要があるかどうかは、慎重に考える必要があります。
売却までの期間が短いのであれば、まず不動産会社へ相談してみましょう。
売却前に鍵交換をするメリット
鍵を交換する最大のメリットは、防犯面の安心です。
特に相続した空き家の場合、以前の鍵が誰の手元にあるのか分からないことがあります。
鍵を新しくすることで、以前の関係者が勝手に建物へ入るリスクを減らせます。
また、購入希望者が内覧する際にも、管理状態が良い物件という印象につながる可能性があります。
ただし、鍵交換をしたからといって査定額が大幅に上がるわけではありません。
あくまで「管理・防犯上の必要性」で判断するのがおすすめです。
鍵を交換した場合は買主への引き渡しに注意
売却前に鍵を交換した場合は、交換後の鍵をすべて管理しておきましょう。
古い鍵だけを買主へ渡しても、新しい鍵では開けられません。
引き渡しの際には、
- 玄関の鍵
- 勝手口の鍵
- 門扉の鍵
- 倉庫の鍵
- シャッターの鍵
などを確認し、買主へ渡す必要があります。
「鍵を交換したことを忘れていた」というトラブルを防ぐためにも、鍵の交換履歴や本数を記録しておくと安心です。
オートロックや電子錠がある場合はさらに確認
最近の住宅では、一般的な鍵ではなく、
- 電子錠
- スマートロック
- カードキー
- 暗証番号式の鍵
- リモコンキー
などが使われている場合があります。
こうした設備では、単純に「鍵が1本しかない」という問題ではなく、登録情報やカード、リモコンなどの管理も必要になります。
相続した空き家に特殊な鍵が付いている場合は、売却前に不動産会社へ伝えておきましょう。
鍵より重要なのは「建物の状態」
空き家の売却で、鍵の本数よりも重要なポイントはたくさんあります。
例えば、
- 雨漏り
- シロアリ被害
- 建物の傾き
- 屋根や外壁の劣化
- 給排水設備の状態
- 境界
- 接道状況
- 増改築の履歴
などです。
鍵が1本しかないことを心配するよりも、建物や土地に問題がないかを確認する方が売却には重要です。
空き家の鍵をなくしてしまったら?
「そもそも鍵が1本もない」という場合でも、売却できないわけではありません。
鍵がない場合は、鍵業者に依頼して開錠したり、必要に応じて鍵を交換したりする方法があります。
ただし、相続した空き家の場合、勝手に鍵を交換する前に相続人全員の権利関係などを確認しておくことが大切です。
共有名義になっている場合などは、特に注意しましょう。
空き家の鍵は売却活動中も大切に管理しよう
売却活動が始まると、不動産会社や購入希望者が物件へ出入りする機会が増えます。
そのため、鍵の管理方法を明確にしておくことが大切です。
不動産会社に鍵を預ける場合は、誰が管理しているのかを把握しておきましょう。
また、鍵を郵便受けなどに入れたままにするのは、防犯上おすすめできません。
長期間空き家になっている住宅ほど、鍵の管理には注意しましょう。
千葉県で空き家を売却するなら地域の不動産会社へ
千葉県には、都市部の住宅地から郊外の戸建住宅まで、さまざまなタイプの空き家があります。
千葉市・船橋市・市川市・松戸市・柏市・流山市・習志野市・八千代市などでは、駅へのアクセスや周辺環境などが重視される一方、四街道市・佐倉市・大網白里市・東金市・茂原市などでは、土地の広さや駐車スペース、建物の状態などがポイントになる物件もあります。
そのため、空き家の売却では、単純に「鍵が1本しかないから問題がある」と考えるのではなく、物件全体を見たうえで売却方法を検討することが重要です。
株式会社INfinityでは空き家の売却相談を承っています
株式会社INfinityでは、千葉県内の空き家や相続不動産の売却相談を承っています。
「相続した実家の鍵が1本しかない」
「昔の鍵が何本あったか分からない」
「鍵を交換してから売却した方がいい?」
「空き家を管理できないので売却したい」
このようなお悩みがある方も、お気軽にご相談ください。
鍵の本数だけでなく、建物の状態や土地の状況、周辺の市場動向などを確認し、できるだけ無駄な費用をかけずに売却する方法をご提案します。
まとめ
空き家の鍵が1本しかなくても、それだけを理由に不動産を売却できなくなることは基本的にありません。
相続した空き家では、鍵の本数が分からなかったり、以前の所有者が複数の鍵を持っていたりすることがありますが、まずは現在手元にある鍵を確認しましょう。
売却活動を行ううえで必要になればスペアキーを作ったり、防犯上の理由から鍵を交換したりする方法もあります。
ただし、売却前だからといって、必ず鍵交換をしなければならないわけではありません。鍵交換やスペアキーの作成に費用をかける前に、不動産会社へ相談することをおすすめします。
空き家の売却では、鍵の本数以上に、土地や建物の状態、雨漏り、シロアリ、境界、接道状況などの方が重要です。
「鍵が1本しかないから売却できないかも」と悩んでいる方も、まずは一度査定や売却相談をしてみてはいかがでしょうか。
株式会社INfinityでは、千葉市、船橋市、市川市、松戸市、柏市、流山市、習志野市、八千代市、四街道市、佐倉市、大網白里市、東金市、茂原市など、千葉県全域の空き家・相続不動産の売却についてご相談を承っています。
空き家の鍵や管理、残置物、建物の状態など、気になることがある場合もお気軽にご相談ください。


